TANYO DISCLOSURE 2024
企業理念・パーパス

企業理念(社訓)

正義
革新
人間愛

パーパス

役職員とお客様の満足、「何をすれば喜んでいただけるか」を追求し、
地域の持続的発展に寄与する。

~中期経営計画~

2022年4月~2027年3月

[外部環境]
  1. 1.政策、制度面で影響がある事項
    • 日銀異次元金融緩和策の長期化 (低金利の継続)
    • バーゼルⅢの最終化(2025.3末実施:リスクアセットの増加)
    • FATFへの対応
  2. 2.上記以外で影響がある事項
    • ロシア-ウクライナ情勢
    • 営業区域内の人口、事業所の減少
    • 持続可能な社会実現の要請(収益の不安定化)
    • デジタル化の進展
    • キャッシュレス化の進展
    • サイバー攻撃への懸念
    • 新型コロナウイルスの影響による信用コストの増加懸念

たんようNEXT100

【企業理念(社訓)】
正義・革新・人間愛

【パーパス(私たちの「志」)】
役職員とお客様の満足、「何をすれば喜んでいただけるか」を追求し、地域の持続的発展に寄与する

命知

源郷

【ビジョン(「志」を果たすためのあるべき姿)】

「よろず相談所」の実践

かかわり、さしでる経営

顧客との共通価値の創造

よりそい、ささえあう経営

顧客本位の業務運営

新たな「ふれあい」の創造

孤立化防止、ケア訪問、ボランティア

「但陽人(じん)の育成」・「風土・カルチャーの醸成」

「独自の社風・風土」「やさしさと思いやりのある金融人」「日常業務を通じたCSR」「コンプライアンスマインド醸成」

【ビジネスモデル 業務運営の基本戦略(SDGsの実践)】

[内部環境・財務評価]
  1. 1.当金庫の強み
    • 集まる預金態勢にあり、流動性預金比率が高い
    • 「知的資産経営」等の各種本業支援取組み
    • 現役世代取引が多い
    • 独自の社風・風土への評価
  2. 2.当金庫の弱み・課題
    • 預貸率の低下
    • 貸出金利回りの低下
    • 有価証券運用におけるリスク性商品の増加(収益の不安定化)
    • 余資運用利回りの低下(R4年度に債券の大量償還 530億円)
    • OHRの高止まり
    • 自己資本比率の低下
[戦略1]
「狭域高密度経営」の深化
  1. ⑴事業所メインバンク化[本業支援・経営改善支援を基軸とした事業所取引推進]
    • ①「知的資産経営支援」「課題把握シート」を中心とした「課題解決型融資推進態勢」の深化
    • ②小規模事業者への推進強化
    • ③各種補助金申請支援・制度融資の活用
    • ④成長期待先の開拓
  1. ⑵個人メインバンク化[キャッシュレス化への対応]
    • ①間口拡大とメイン化推進
    • ②学費戦略の推進強化
    • ③個人向け融資の推進

地域内シェア拡大
(営業エリア内預金・貸出金シェア最終目標26%)

[戦略2]
収益・リスク・資本の最適バランスの追求

  1. ⑴中期的なリスクアペタイト方針および投融資戦略
    1. ①貸出金: 「利息収入重視へ」
    2. ②有価証券: 「金利リスク主体の運用へ」
    3. ③維持すべき経営指標 ・コア業務純益:10億円以上
      ・自己資本比率:12%以上
  2. ⑵定期的な収益シミュレーションの実施
  3. ⑶経営資源の最適配分・適正化によるコストの削減(店舗運営)

[戦略3]
リスク対応力の強化
(ガバナンスの発揮)

  1. ⑴コンプライアンス経営の実践
    1. ①不祥事件が発生しない態勢の確立
    2. ②マネーローンダリングおよびテロ資金供与対策の強化
    3. ③「人権デューデリジェンス(人権の尊重・保護)」に対する理解促進と意識向上
  2. ⑵リスク管理態勢の強化
    1. ①市場リスク管理の高度化
    2. ②信用リスク管理の強化
    3. ③危機管理体制の強化
    4. ④顧客保護等管理態勢の強化
    5. ⑤情報セキュリティの強化

[戦略4]
デジタル化の促進

  1. ⑴お客様事業所のデジタル化促進による業務効率化等の支援
  2. ⑵当金庫のデジタル化による業務の効率化推進
    1. ①「窓口支援システム」の導入に向けた態勢整備(令和9年度以降導入予定)
    2. ②信金中金が提供を予定しているDBをはじめとするDXソリューションの導入検討
  3. ⑶利便性向上につながるサービスの推進・提供
    1. ①口座開設アプリ、バンキングアプリ等の提供による顧客サービスの向上
    2. ②通帳アプリへの機能追加
    3. ③金融ITイノベーションの研究・対応

[戦略5]
「脱炭素社会」に向けて

  1. ⑴お客様事業所の「脱炭素に向けた取組み」の支援
    • CO2排出量削減の啓蒙
    • 信金中金との連携
    • 企業・団体との連携
  2. ⑵当金庫の「脱炭素」に向けたアクションの検討・実施
    • 計画的な設備投資による消費電力の削減
    • 化石燃料由来製品の使用削減
    • 森林資源保護のためのペーパーレス化推進

[戦略6]
「誰一人取り残さない社会へ

地域の面的再生、活性化への積極的な参画
  1. ⑴ボランティア活動を通じた地域社会への貢献
    • NPO法人「たんようボランティアセンター」との連携(移送サービス)
    • 地域行事への積極的参画
  2. ⑵地域創生
    • 包括連携協定を基軸とした地域内プロジェクトへの参画・牽引
    • 「地方総合戦略」への積極的参画
  3. ⑶高齢者・認知症対策の強化
  4. ⑷よろず相談体制の強化

「永続性ある(続く)経営」の確立(「利益」は「志」を追い求めた結果としてもたらされる)

■当金庫役職員の信条

  • 1.私たちは仕事を通じ社会のためになります

     地域金融機関としての社会的使命と責任を自覚し、金融業務および非金融サービス・社会活動を通じて地域社会の発展に貢献します。

  • 2.私たちは礼儀を正しくします

     「礼」とは社会秩序を維持し、人間関係を円滑に運ぶために必要なしきたりであり、「義」は人として当然守るべき倫理・道徳・マナーであることを踏まえて、人として行うべき規律である「礼儀」を常に守り、地域社会の一員として行動します。

  • 3.私たちは勇気をもってことにあたります

     当金庫の企業理念である「正義」「革新」「人間愛」および「経営の基本方針」に沿って、職員一人ひとりが不正や矛盾に対して毅然とした態度で臨み、社会正義に照らして職務を遂行します。

  • 4.私たちは信義を重んじます

     全ての行動において、相手の信頼を裏切らないよう誠意をもってあたることはもちろん、相手に過度の期待を与えないよう心して行動します。

  • 5.私たちは質素を旨とします

     業務遂行に当たっては当然のこと、個人生活においても、虚飾に走ることなく、浮利を追うことなく、堅実な生活を実践します。

■行動綱領

 「信用金庫」は、高い公共性を有し、地域の中小企業と地域住民のための協同組織の金融機関として、「中小企業の健全な発展」「豊かな国民生活の実現」「地域社会繁栄への奉仕」の三つのビジョンのもと、その社会的使命を自覚し、地域の課題解決と持続的発展のために尽力してきました。
 これからもそうした社会的使命と責任を全うする金融機関として、地域社会の負託に応え、これまで以上の揺るぎない信頼を確立するために行動綱領を定め、これを遵守します。

  • 1.信用金庫の社会的使命と
    公共性の自覚と責任

     信用金庫の持つ社会的使命と公共性を常に自覚し、責任ある健全な業務運営の遂行に努めます。

  • 2.質の高い金融等サービスの提供と
    地域社会発展への貢献

     経済活動を支えるインフラとしての機能はもとより、創意と工夫を活かし、お客さま本位の業務運営を通じて、お客様のニーズに応えるとともに、市民生活や企業活動に脅威を与えるテロ、サイバー攻撃、自然災害等に備え、セキュリティレベルの向上や災害時の業務継続確保などお客様の利益の適切な保護にも十分配慮した質の高い金融および非金融サービスの提供を通じて、地域経済・地域社会の発展に貢献します。

  • 3.法令やルールの厳格な遵守

     あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範に決してもとることのない、誠実かつ公正な業務運営を遂行します。

  • 4.地域社会とのコミュニケーション

     経営等の情報を積極的、効果的かつ公正に開示し、広く地域社会とのコミュニケーションの充実を図ります。また、信用金庫を取り巻く幅広いステークホルダーとの建設的な対話を通して、社会からの理解と信頼を確保し、自らの価値向上を図ります。

  • 5.人権の尊重

     当金庫および当金庫の役職員は、「日本国憲法」をはじめ、「部落差別解消推進法」「障害者差別解消法」「ヘイトスピーチ解消法」の人権3法等を遵守し、すべての人々の人権を尊重します。

  • 6.職員の働き方、職場環境の充実

     職員の多様性、人格、個性を尊重する働き方を実現します。また、健康と安全に配慮した働きやすい職場環境を確保します。

  • 7.環境問題への取組み

     2050年のカーボンニュートラル達成を目標に「脱炭素社会」への対応が求められる中、お客様への適切な助言と的確な資金提供に努め ると同時に、当金庫自身の対応についても積極的な取組みが求められています。資源の効率的な利用や廃棄物の削減を実践するとともに、環境保全に寄与するサービスを提供するなど、環境問題に積極的に取り組みます。

  • 8.社会参画と発展への貢献

     信用金庫が社会の中においてこそ存続・発展し得る存在であることを自覚し、社会とともに歩む「良き企業市民」として、積極的に参画し、その発展に取り組みます。

  • 9.反社会的勢力との関係遮断、
    テロ等の脅威への対応

     社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力は、これを断固として排除し、関係遮断を徹底します。また、国際社会がテロ等の脅威に直面している中で、金融庁の「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」で対応が求められる事項に基づき、「当金 庫における取引のリスク評価書」、「顧客受入に関する方針」、「顧客リスク格付」、「継続的顧客管理に関する方針」を策定し、法令や金庫諸規程に基づくリスク低減措置を講じながらお客様との取引を行うことでマネー・ローンダリングおよびテロ資金供与・拡散金融対策の高度化に努めます。

どのようなことでもお気軽に
“よろず相談所”

 私たちは、地域の「よろず相談所」でありたいと願っています。
“金融(おかね)”のことはもちろん、その他あらゆる「悩み・相談」に対し、共に考え、共に悩み、解決に向け努力して参ります。
 私たちで対応・解決できない場合は、お取引きいただいているあらゆる業種の方々に相談し、また紹介させていただきます。
 但陽信用金庫の窓口を『暮らしのあんしんコーナー』と思っていただき、何なりとお気軽に声をおかけください。

ご相談窓口
● 各営業店の支店長および「よろず相談室」(本部)
電話(フリーダイヤル)0120-200-707
相談受付時間/午前9時〜午後5時(土・日・祝日は除く)

お問い合わせ

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