資料編 DATA INFORMATION

Ⅰ.貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書

●貸借対照表

資産の部
科 目 2023年度 2024年度
現金8,3918,111
預け金379,706400,629
買入金銭債権12783
有価証券263,882250,086

国債

92,21477,431

地方債

23,60532,380

社債

48,21448,742

株式

7,2056,148

その他の証券

92,64285,383
貸出金341,639366,477

割引手形

1,8961,246

手形貸付

17,71018,867

証書貸付

309,459330,932

当座貸越

12,57315,430
その他資産6,6416,694

未決済為替貸

650404

信金中金出資金

4,3674,367

前払費用

3928

未収収益

1,0901,402

その他の資産

493491
有形固定資産10,25010,049

建物

1,9181,802

土地

5,9175,917

リース資産

675601

建設仮勘定

3720

その他の有形固定資産

1,7011,708
無形固定資産210148

ソフトウェア

1814

リース資産

164106

その他の無形固定資産

2727
前払年金費用477609
繰延税金資産4,7238,179
債務保証見返592563
貸倒引当金△2,012△ 1,852

(うち個別貸倒引当金)

(△1,840) (△1,768)
資産の部合計1,014,6311,049,781

(単位:百万円)

負債の部
科 目 2023年度 2024年度
預金積金968,6471,010,843

当座預金

44,10848,367

普通預金

610,978636,361

貯蓄預金

4,1244,081

通知預金

71

定期預金

288,402298,348

定期積金

13,77812,945

その他の預金

7,24810,736
その他負債2,7232,547

未決済為替借

747353

未払費用

160326

給付補塡備金

77

未払法人税等

264194

前受収益

140203

払戻未済金

00

払戻未済持分

00

職員預り金

439440

リース債務

860729

資産除去債務

3132

その他の負債

69258
賞与引当金471524
役員賞与引当金5355
役員退職慰労引当金144149
偶発損失引当金4245
債務保証592563
負債の部合計972,6731,014,727
純資産の部
出資金1,0651,068

普通出資金

1,0651,068
利益剰余金50,52051,950

利益準備金

1,0621,065

その他
利益剰余金

49,45850,885

特別積立金

47,00048,000

当期未処分剰余金

2,4582,885
会員勘定合計51,58653,019

その他有価証券評価差額金

△9,628△ 17,966
評価・換算差額等合計△9,628△ 17,966
純資産の部合計41,95735,053
負債及び純資産の部合計1,014,6311,049,781

●損益計算書

科 目 2023年度 2024年度
経常収益11,796,85213,249,308

資金運用収益

9,129,48010,234,948

貸出金利息

4,612,5005,065,389

預け金利息

1,252,0951,762,783

有価証券利息配当金

3,189,1373,331,222

その他の受入利息

75,74775,553

役務取引等収益

1,103,4711,157,395

受入為替手数料

412,019429,643

その他の役務収益

691,451727,752

その他業務収益

298,770550,063

外国為替売買益

519478

国債等債券売却益

7,579361,820

国債等債券償還益

6,22521,122

その他の業務収益

284,445166,641

その他経常収益

1,265,1301,306,901

貸倒引当金戻入益

14,259135,767

償却債権取立益

142448

株式等売却益

1,235,1081,168,265

その他の経常収益

15,6192,420
経常費用9,953,75811,238,772

資金調達費用

103,645594,262

預金利息

95,608586,093

給付補塡備金繰入額

5,7725,940

その他の支払利息

2,2642,228

役務取引等費用

961,0611,035,767

支払為替手数料

144,038146,287

その他の役務費用

817,023889,479

(単位:千円)

科 目 2023年度 2024年度

その他業務費用

1,651,1412,007,136

国債等債券売却損

447,711832,964

国債等債券償還損

938,1701,171,918

国債等債権償却

262,700-

その他の業務費用

2,5592,253

経費

7,166,8597,540,683

人件費

4,573,4204,787,697

物件費

2,381,5792,491,863

税金

211,859261,121

その他経常費用

71,05060,922

貸出金償却

29-

株式等売却損

31,19534,476

その他の経常費用

39,82626,446
経常利益1,843,0942,010,535
特別損失2,40659,293

固定資産処分損

2,40659,293
税引前当期純利益1,840,6871,951,242

法人税、住民税及び事業税

524,874424,063

法人税等調整額

△35,77233,385
法人税等合計489,101457,449
当期純利益1,351,5851,493,793
繰越金(当期首残高)1,106,7951,391,423
当期未処分剰余金2,458,3802,885,217

●剰余金処分計算書(単位:円)

科 目 2023年度 2024年度
当期未処分剰余金2,458,380,5282,885,217,199

繰越金(当期首残高)

1,106,795,0341,391,423,628

当期純利益

1,351,585,4941,493,793,571
剰余金処分額1,066,956,9001,067,435,800

利益準備金

3,035,0003,315,000

普通出資に対する配当金

(年6%)63,921,900(年6%)64,120,800

特別積立金

1,000,000,0001,000,000,000
繰越金(当期末残高) 1,391,423,628 1,817,781,399

●財務諸表の適正性等の確認

2024年度における貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書(以下、「財務諸表」という。)並びに財務諸表作成に係る内部監査等について適正性・有効性等を確認しております。

2025年6月27日

但陽信用金庫 理事長

●会計監査人の監査

 2023年度及び2024年度の貸借対照表、損益計算書、注記及び附属明細書並びに利益剰余金処分案(以下、「財務諸表」という。)については、信用金庫法第38条の2第3項の規定に基づき、有限責任監査法人トーマツの監査を受けております。
 本ディスクロージャー誌の財務諸表は、上記の財務諸表に基づき記載内容を一部追加・変更するとともに、様式を一部変更して作成しております。

●貸借対照表の注記

  1.  記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
  2.  有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、子会社株式については移動平均法による原価法、その他有価証券については時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、ただし市場価格のない株式等については移動平均法による原価法により行っております。
     なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。
  3.  有形固定資産(リース資産を除く。)の減価償却は、定率法(ただし、平成10年4月1日以後に取得した建物(建物附属設備を除く。)並びに平成28年4月1日以後に取得した建物附属設備及び構築物については定額法)を採用しております。
     また、主な耐用年数は次のとおりであります。
     建物  3年〜47年
     その他 2年〜20年
  4.  無形固定資産(リース資産を除く。)の減価償却は、定額法により償却しております。なお、自金庫利用のソフトウェアについては、金庫内における利用可能期間(5年)に基づいて償却しております。
  5.  所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」(及び「無形固定資産」)中のリース資産の減価償却は、リース期間を耐用年数とした定額法により償却しております。なお、残存価額については、リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、それ以外のものは零としております。
  6.  外貨建資産は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
  7.  貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
     破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という。)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」という。)に係る債権については、以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という。)に係る債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額が一定額以上の大口債務者は、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もり、債権の元本の回収見込額と債権の帳簿価額との差額を貸倒引当金とする方法により計上しております。それ以外の債務者については、その残額に対し今後3年間の予想損失額を見込んで計上しております。予想損失額は、3年間の貸倒実績の過去の一定の期間における平均値から算出した貸倒実績率等に基づき算定した額を計上しております。
     上記以外の要管理先に対する債権については、今後3年間の予想損失額を見込んで計上しており、要注意先及び業況が良好であり、かつ財務内容にも特段の問題がないと認められる債務者(以下「正常先」という。)に対する債権については、今後1年間の予想損失額を見込んで計上しております。これらの予想損失額は、3年間または1年間の貸倒実績の過去の一定の期間における平均値から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。
     すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した融資管理部が査定結果を監査しております。
     なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しております。
  8.  賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する賞与の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。
  9.  役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に対する賞与の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。
  10.  退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については期間定額基準によっております。なお、数理計算上の差異の費用処理方法は次のとおりであります。

    数理計算上の差異各事業年度の発生時の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数(2年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理

     当金庫は、複数事業主(信用金庫等)により設立された企業年金制度(総合設立型厚生年金基金)に加入しており、当金庫の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、当該企業年金制度への拠出額を退職給付費用として処理しております。
     なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等に占める当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。
    ① 制度全体の積立状況に関する事項(令和6年3月31日現在)

    年金資産の額1,832,300百万円

    年金財政計算上の数理債務の額と
    最低責任準備金の額との合計額
    1,853,684百万円

    差引額△21,384百万円

  1. ② 制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合
      (自令和6年3月1日 至令和6年3月31日)
    0.63%
  2. ③ 補足説明
     上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高134,623百万円及び別途積立金113,239百万円であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間19年0ヵ月の元利均等定率償却であり、当金庫は、当事業年度の財務諸表上、費用処理しております。
     なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与の額に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の実際の負担割合とは一致しません。
  1.  役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当事業年度末までに発生していると認められる額を計上しております。
  2.  偶発損失引当金は、信用保証協会への負担金の支払いに備えるため、将来の負担金支払見込額を計上しております。
  3.  固定資産に係る控除対象外消費税等は「その他の資産」に計上し、5年間で均等償却を行っております。
  4.  会計上の見積りにより当事業年度に係る財務諸表にその額を計上した項目であって、翌事業年度に係る財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があるものは、次のとおりです。

    貸倒引当金1,852百万円

    貸倒引当金の算出方法は、重要な会計方針として7.に記載しております。

  5.  理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額

    49百万円

  6.  子会社等の株式の総額10百万円
  7.  子会社等に対する金銭債務総額 88百万円
  8.  有形固定資産の減価償却累計額12,178百万円
  9.  有形固定資産の圧縮記帳額161百万円
  10.  信用金庫法及び金融機能の再生のための緊急措置に関する法律に基づく債権は次のとおりであります。
     なお、債権は、貸借対照表の貸出金、「その他資産」中の未収利息及び仮払金並びに債務保証見返の各勘定に計上されるものであります。

    破産更生債権及びこれらに準ずる債権額1,341百万円

    危険債権額4,353百万円

    三月以上延滞債権額0百万円

    貸出条件緩和債権額703百万円

    合計額6,397百万円

     破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権であります。
     危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権で破産更生債権及びこれらに準ずる債権に該当しないものであります。
     三月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から三月以上遅延している貸出金で破産更生債権及びこれらに準ずる債権並びに危険債権に該当しないものであります。
     貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破産更生債権及びこれらに準ずる債権、危険債権並びに三月以上延滞債権に該当しないものであります。
     なお、上記債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
  11.  手形割引は、業種別委員会実務指針第24号に基づき金融取引として処理しております。 これにより受け入れた商業手形は、売却又は担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は1,246百万円であります。
  12.  担保に供している資産は次のとおりであります。
    担保に供している資産

     有価証券1,007百万円

    担保資産に対応する債務

     別段預金2,568百万円

     上記のほか、為替決済等の取引の担保として、預け金50,000百万円を差し入れております。
  13.  出資1口当たりの純資産額1,640円02銭
  14.  金融商品の状況に関する事項
    (1)金融商品に対する取組方針

     当金庫は、預金業務、融資業務及び市場運用業務などの金融業務を行っております。このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産及び負債の総合的管理(ALM)をしております。
     その一環として、デリバティブ取引も行う方針としております。

  1. (2)金融商品の内容及びそのリスク

     当金庫が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様に対する貸出金です。
     また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的、純投資目的及び事業推進目的で保有しております。
     これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、為替の変動リスク、市場価格の変動リスクに晒されております。
     一方、金融負債は主としてお客様からの預金であり、流動性リスクに晒されております。また、変動金利の預金については、金利の変動リスクに晒されております。
     デリバティブ取引にはALMの一環で行う金利スワップ取引や債券の店頭オプション取引があります。

  2. (3)金融商品に係るリスク管理体制
     ① 信用リスクの管理

     当金庫は、信用リスクに関する管理諸規程に従い、貸出金について、個別案件ごとの与信審査、与信限度額、信用情報管理、保証や担保の設定、問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し運営しております。
     これらの与信管理は、各営業店のほか審査部、経営相談部、融資管理部、融資審査会により行われ、また、定期的に常務会等に報告・審議を行っております。
     さらに、与信管理の状況については、監査部がチェックしております。
     有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパーティーリスクに関しては、総合企画部において、信用情報や時価の把握を定期的に行うことで管理しております。

     ② 市場リスクの管理
    1. 金利リスクの管理
       当金庫は、ALMによって金利の変動リスクを管理しております。
       ALMに関する規則及び要領において、リスク管理方法や手続等の詳細を明記しており、理事会において決定されたリスク管理の方針に基づき、ALM委員会及び常務会において実施状況の把握・確認、今後の対応等の協議を行っております。
       日常的には総合企画部において金融資産及び負債の金利や期間を総合的に把握し、ギャップ分析や金利感応度分析等によりモニタリングを行い、月次ベースでALM委員会及び常務会に報告しております。
       なお、ALMにより、金利の変動リスクをヘッジするための金利スワップ等のデリバティブ取引も行っております。
    2. 為替リスクの管理
       当金庫は、為替の変動リスクの影響を受ける債券および投資信託を保有しているため、リスク資本の配賦による限度額管理等を行っております。
    3. 価格変動リスクの管理
       有価証券を含む市場運用商品の保有については、リスク管理の方針に基づき、ALM委員会及び常務会の監督の下、リスク管理規程、リスク資本配賦基準、資金運用規程等に従い行われております。
       このうち、資金運用部では、市場運用商品の購入を行っており、事前審査、投資限度額の設定のほか、継続的なモニタリングを通じて、価格変動リスクの軽減を図っております。
       資金運用部で保有している株式や投資信託は、金利リスクに対するヘッジ目的等として一定限度枠内で保有しているものです。
       これらの情報は総合企画部を通じ、ALM委員会及び常務会において定期的に報告されております。
    4. デリバティブ取引
       デリバティブ取引に関しては、デリバティブ取引に関する権限規程及び取引限度額等を定めた内部規程に基づき取引の執行を行う一方、リスク管理部門がリスク量の計測等を通じて牽制態勢を確保しております。
    5. 市場リスクに係る定量的情報
       当金庫では、市場リスク量をVaRにより月次で計測し、取得したリスク量がリスク限度額の範囲内となるよう管理しております。
       当金庫のVaRは分散共分散法(保有期間6ヶ月、信頼区間99%、観測期間5年)により算出しており、令和7年3月31日(当事業年度の決算日)現在で当金庫の市場リスク量(損失額の推計値)は、全体で17,074百万円です。
       ただし、VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リスク量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が大きく変動する状況下におけるリスクは捕捉できない場合があります。
     ③ 資金調達に係る流動性リスクの管理

      当金庫は、ALMを通して、適時に資金管理を行うほか、資金調達手段の多様化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などによって、流動性リスクを管理しております。

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

 金融商品の時価の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価格が異なることもあります。
 なお、一部の金融商品については、簡便な計算により算出した時価に代わる金額を含めて開示しております。

25. 金融商品の時価等に関する事項

 令和7年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであります(時価等の評価技法(算定方法)については(注1)参照)。なお、市場価格のない株式等は、次表には含めておりません((注2)参照)。また、現金は短期間で決済されるため時価が帳簿価格に近似することから、注記を省略しております。
 また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。

(単位:百万円)

貸借対照表計上額 時 価 差 額
⑴預け金(※1)400,629

未収収益

790

小計

401,419398,745△2,674
⑵有価証券

満期保有目的の債券

24,84424,003△840

その他有価証券

225,144225,144-

小計

249,988249,148△840
⑶貸出金(※1)366,477

貸倒引当金(※2)

△1,846

未収収益

93

小計

364,724363,728△995
金融資産計1,016,1331,011,622△4,510
⑴預金積金(※1) 1,010,843

未払費用

140

小計

1,010,9841,010,763△220
金融負債計1,010,9841,010,763△220
  1. 預け金、貸出金、預金積金の「時価」には、「簡便な計算により算出した時価に代わる金額」が含まれております。
  2. 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。

(注1)金融商品の時価等の評価技法(算定方法)

 金融資産

  1. 預け金
     満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。満期のある預け金については、残存期間に基づく区分ごとに、新規に預け金を行った場合に想定される適用金利で割り引いた現在価値を算定しております。
  2. 有価証券
     株式は取引所の価格、債券は取引所の価格又は取引証券会社から提示された価格によっております。投資信託は、公表されている基準価額によっております。
     なお、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、26.から28.に記載しております。
  3. 貸出金
     貸出金は、以下の①〜③の方法により算出し、その算出結果を時価に代わる金額として記載しております。
    ① 破綻懸念先債権、実質破綻先債権及び破綻先債権等、将来キャッシュ・フローの見積りが困難な債権については、貸借対照表中の貸出金勘定に計上している額(貸倒引当金控除前の額。以下「貸出金計上額」という。)の合計額から貸出金に対応する個別貸倒引当金を控除した価額
    ② ①以外のうち、割引手形、手形貸付、当座貸越、及び証書貸付のうち変動金利商品については貸出金計上額
    ③ ①以外のうち、証書貸付の固定金利商品については、一定の商品グループごとに、元利金の合計額を同様の新規貸出を行った場合に想定される利率で割り引いた価額

 金融負債

  1. 預金積金
     要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしております。また、定期性預金の時価は、一定の商品グループごとに、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定しております。その割引率は、新規に預金を受け入れた場合に想定される利率を適用しております。なお、残存期間が短期(1年以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。

(注2)市場価格のない株式等及びその他出資金の貸借対照表計上額は次のとおりであり、金融商品の時価情報には含まれておりません。

(単位:百万円)

区 分 貸借対照表計上額
子会社株式(※1)10
非上場株式(※1)(※2)87
信金中央金庫出資金(※1)4,367
その他出資金(※3)11
合計4,476
  1. 子会社株式、非上場株式及び信金中央金庫出資金については、企業会計基準適用指針第19号「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(令和2年3月31日)第5項に基づき、時価開示の対象とはしておりません。
  2. 当事業年度において、非上場株式の減損処理は行っておりません。
  3. その他出資金については、企業会計基準適用指針第31号「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(令和3年6月17日)第24-16項に基づき、時価開示の対象とはしておりません。

(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額

(単位:百万円)

1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
預け金(※1)115,000199,00060,000-
有価証券

満期保有目的の債券

1,9847,6527,3628,623

その他有価証券のうち満期があるもの

7,61026,36647,52698,838
貸出金(※2)61,357113,07986,68787,833
合計185,953346,098201,576195,296
  1. 預け金のうち、期間の定めがないものは含めておりません。
  2. 貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めないもの、期間の定めがないものは含めておりません。

(注4)その他の有利子負債の決算日後の返済予定額

(単位:百万円)

1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超
預金積金(※1)960,42649,93226457
合計960,42649,93226457
  1. 預金積金のうち、要求払預金は「1年以内」に含めて開示しております。
  1.  有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには、「国債」、「地方債」、「社債」、「外国証券」、「株式」、「その他の証券」のほか、「買入金銭債権」が含まれております。以下、28.まで同様であります。

    満期保有目的の債券(単位:百万円)

    種 類 貸借対照表計上額 時 価 差 額
    時価が貸借対照表計上額を超えるもの国債---
    地方債2,2202,2309
    社債1,1221,1329
    外国証券1,4141,45541
    小計4,7574,81861
    時価が貸借対照表計上額を超えないもの国債---
    地方債18,41517,614△801
    社債493462△30
    外国証券1,1781,108△69
    小計20,08719,185△901
    合計24,84424,003△840

    その他有価証券(単位:百万円)

    種 類 貸借対照表計上額 取得原価 差 額
    貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの株式3,2872,538748
    債券21,76721,496270

    国債

    13,97713,862115

    地方債

    2,0712,05615

    社債

    5,7175,578139
    外国証券4,0723,919153
    その他2,2512,089161
    小計31,37830,0441,334
    貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの株式2,7643,157△393
    債券114,535134,122△19,587

    国債

    63,45379,241△15,787

    地方債

    9,67311,173△1,500

    社債

    41,40943,707△2,298
    外国証券66,20571,425△5,219
    その他10,34311,640△1,296
    小計193,848220,345△26,496
    合計225,227250,390△25,162
  1.  当事業年度中に売却したその他有価証券

    (単位:百万円)

    売却額 売却益の合計額 売却損の合計額
    株式2,8371,157△34
    債券9,871124△831

    国債

    8,917124△785

    地方債

    ---

    社債

    953-△45
    外国証券1,893193-
    その他7,40254△1,156
    合計22,0051,530△2,021
  2.  減損処理を行った有価証券
     売買目的有価証券以外の有価証券(市場価格のない株式等を除く。)のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落しており、時価が取得原価まで回復する見込みがあると認められないものについては、当該時価をもって貸借対照表計上額とするとともに、評価差額を当事業年度の損失として処理(以下「減損処理」という。)しております。
     なお、時価が「著しく下落した」と判断するための基準は、①時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合、②時価が取得原価に比べ30%以上50%未満下落した場合で、株式・投資信託は過去2年間に一度も取得原価の70%を超えていない、債務超過の状態又は2期連続して当期純損失を計上しており、翌期も損失が見込まれる場合としております。
     債券は、格付がBBB格以上からBB格以下に格下げがあった場合や、債券の発行会社が債務超過や連続して赤字決算の状態にある場合など、信用リスクの増大により時価が30%以上著しく下落した場合のいずれかに該当した時としております。
     なお、市場価格のない株式等は、財政状態の悪化により実質価額が著しく低下した場合には、減損処理を行っております。
  3.  当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は、69,375百万円であります。このうち契約残存期間が1年以内のものが14,382百万円あります。
     なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当金庫が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている金庫内手続きに基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
  4.  繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、それぞれ次のとおりであります。

    繰延税金資産

     その他有価証券評価差額金7,196百万円

     貸倒引当金損金算入限度超過額495百万円

     減価償却損金算入限度超過額290百万円

     賞与引当金149百万円

     その他262百万円

    繰延税金資産小計8,395百万円

     将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額△41百万円

    繰延税金資産合計8,353百万円

    繰延税金負債

     前払年金費用174百万円

     資産除去債務に対応する除去費用0百万円

    繰延税金負債合計174百万円

    繰延税金資産の純額8,179百万円

    (追加情報)

    法人税等の税率の変更による繰延税金資産および繰延税金負債の金額の修正
     「所得税法等の一部を改正する法律(令和7年法律第13号)」が令和7年3月31日に成立したことに伴い、令和8年4月1日以後に開始する事業年度から「防衛特別法人税」の課税が行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の27.8%から、令和8年4月1日以後開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異等については28.6%となります。この税率変更により、当事業年度の繰延税金資産は228百万円増加し、その他有価証券評価差額金は201百万円減少し、法人税等調整額は27百万円減少しております。

    ●損益計算書の注記

    1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。
    2. 子会社との取引による収益総額11,896千円

      子会社との取引による費用総額105,487千円

    3. 出資1口当たり当期純利益金額69円99銭

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