たんようギャラリー

KPMベルリン（ベルリン王立磁器製陶所）で特に有名なのが「陶板」で、その理由として絵付師の技術が世界で抜きん出ているからであり、また描く題材が歴 史上の有名な絵や人物が多く、当時の貴族や王族たちがインテリアとしてこぞって収集していたようです。 KPMベルリン陶板は数々の名画を平たい磁体(陶 板)に精緻な絵付けを施し、絵付けと焼成を10回以上繰り返すので、各色の絵の具がしっかり陶板に定着し、磁器の上に塗られた絵の具はほとんど透明にな り、光が磁器に吸い込まれるように見える特徴を持っています。 現在も当時の最高の技術を集結して製作されたKPMベルリン陶板は、世界中の美術館、コレクター、資産家等が収集している。