大阪市船場に生まれる。大正15年二科展に初入選。戦後、二紀会創立に宮本三郎氏とともに参画し、昭和49年から同理事長。昭和27年に49歳で初めて渡欧。画題には異国情緒あふれた風景と女性像が加わり、色彩は一層豊潤となる。また、晩年は人形やアトリエの情景に裸婦を配した作品に円熟味を見せる。神戸には昭和の初めから40年近く住み、戦時中には一時、朝来市和田山町の夫人の実家に身を寄せたこともある。昭和52年画壇の発展に多大な貢献があったとして勲3等瑞宝章を受章。昭和59年日本芸術院会員となり、昭和60年文化功労者として顕彰される。
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