シチェチンの工科大学を経てワルシャワの工科アカデミーに進み、上級建築設計士の資格を得て1954年卒業。1960年初志であった画家としての道を決意。1963年、ポーランドの美術家協会のメンバーに迎えられる。 1980年以来スイスにアトリエを構えて、スイス、フランス、イタリーなど広くヨーロッパで活躍する。シャガール、スーティン、キスリング以来の東欧から出た才能として大きな注目を集め、ポーランドばかりでなくヨーロッパを代表する画家として多くの重要な国際展に参加。“色彩とフォルムのシンフォニー”あるいは“心象のファンタジー”を描くと評され、後期印象派以降のキュービズム、表現主義などの絵画潮流を超えて、独自の瞑想的雰囲気に包まれた詩的世界を拓いている。 特に近年は色彩のひときわの冴えといっそう緊密な構成をもとに、面と色彩とフォルムという造形言語で画家自身の経験、官能と感性を表現している。
2020年6月のギャラリー
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