東京都品川に生まれる。10歳のとき父が亡くなり、母の故郷である姫路に移住して姫路中学卒業時まで姫路で暮らす。この間、美術教師であった飯田勇や飯田操朗らとの出会いが、画家を目指す杉全に影響を与えたと考えられる。 杉全は上京し、昭和8年、東京美術学校に入学、在学中から二科や独立美術協会展で入選を果たし、徐々にシュルレアリスム絵画ヘの興味を強める。 卒業後、福沢一郎が率いる美術文化協会に参加するが、戦後間もなく同会を退会し、後は抽象表現主義的方向へ移行して個展や内外の展覧会で発表を続ける。 杉全は六角形を基本形とした一連の「きっこう」件品で知られるが、杉全の絵画の可能性に対する探究心は、その後も作品に大きな変化をもたらし
2007年7月のギャラリー
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